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2016年11月7日

駅の混雑対策など要望〜市議団が市長に


DSC_0964日本共産党川崎市議会議員団(市古てるみ団長)は11月4日、2017年度川崎市予算に対する要望書を福田紀彦川崎市長に提出し懇談しました。

市古団長は子どもの安心できる居場所が求められるなか、中学校区に一ヶ所ある「こども文化センター」を有効利用し、施設整備や職員の研修などでスキルアップ(技術の向上)を図りながら、子どもの居場所と位置づけ充実するよう提案。福田市長は「こども文化センターは川崎市の貴重な財産。今後、高齢者など他のの世代と交わっていく視点も重要」と述べました。

武蔵小杉駅では横須賀線も南武線も混雑が飽和状態で危険な状況になっており、市長からも改めてホームドアの設置をJRに要望してほしいと要請、福田市長は「武蔵小杉駅の混雑は異常な状況で、入身事故が起きてからでは遅いので引き続きJR東日本に要請していきます」と述べました。

市古団長は地震防災対策について、先日視察した熊本地震の教訓から、川崎市でも、
(1)新耐震基準で強化された2000年以降に建築された住宅も耐震補強の対象にすること、
(2)大規模災害時に罹災(りさい)証明を円滑に発行できるよう日頃から事務訓練をしておくこと、
(3)中学校給食の実施では震災時に食事の提供(給食の継続、避難者への炊き出し)ができるようしっかり協定を結び準備しておくこと
などを求めました。

深刻な待機児童解消へ認可保育園の増設計画を早急に引き上げるよう求め、福田市長は引き続き取り組まなければならない課題と応じました。