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2022年7月20日

川崎公害病患者と家族の会と懇談しました


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    7月20日、日本共産党川崎市議団は、川崎公害病患者と家族の会と懇談しました。同会は、今も川崎で増えつづけるぜん息患者をなくし、未来の子どもたちのために青い空を取りもどすための活動をしている団体です。以下の要望が出されました。

1.川崎市は2007年から全市域を対象に「成人ぜん息患者医療費支給条例」を実施しています。自己負担を無料にして下さい。

2.国に対しぜん息患者医療費救済制度の創設を働きかけて下さい。

3.川崎市は毎年度の国への予算要望の中に、川崎市の「成人ぜん息患者医療費支給条例」を助成対象にする要望を提出しています。引き続き要望項目として提出してください。

4.その他

 市議団からは、3月に行われた予算審査特別委員会で、石川健二議員が「成人ぜん息患者医療費助成制度」について一般質問で取り上げたことを報告しました。

 川崎市は行財政改革第3期プログラム案で、成人ぜん息患者医療費助成制度を見直しの対象としています。この制度は、患者を医療につなげることによって症状の改善に効果をもたらしていると評価できます。成人ぜん息が年々増加しているなか、ぜん息患者の命綱である成人ぜん息医療費助成制度を後退させることのないよう強く求めました。

 市議団は、今後も当事者・家族の声を市政に反映させるべく、引き続き取り上げていきたいと述べました。