団長談話 「川崎市・福田市長の国葬参列について」
団長談話 「川崎市・福田市長の国葬参列について」
2022年9月15日 日本共産党川崎市議団 団長 宗田裕之
9月27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬について、川崎市の福田紀彦市長は、14日、公務として参列することを表明しました。わが党は、9月13日の川崎市議会第4回定例会、代表質問において、国葬の根拠と基準を定めた法律は存在せず、憲法19条の思想・良心の自由をはじめ、14条の法の下の平等にも反するとして「国葬が強行された場合には、市長としての公的な立場で参加すべきではない」と質しましたが、市長は「現在、検討中」との答弁でした。その翌日に「参列」を表明したことに対して、驚きを隠せません。
現在、静岡県知事や沖縄県知事をはじめ、少なくない首長が参列しないことを表明しています。日本共産党川崎市議団は、あらためて、福田市長に対して、憲法遵守義務が課されている自治体の長として、法的根拠がなく憲法にも違反する国葬への参列はしないよう強く求めます。