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2007年10月11日

アセス逃れのマンション建設やめて! 住民が本社前で抗議行動 高津区新作


2007,10,11, Thursday

2007,10,11, Thursday

清閑な住宅地に囲まれた高津区新作のニコン跡地へのマンション建設をめぐって、「社宅跡地対策住民の会」など周辺住民17人が、10月11日、建築主の(株)ゴールドクレスト本社(大手町)前で、アセス逃れをやめ、社会的責任を果たすよう、抗議宣伝行動を行ない、本社に申し入れ書を手渡しました。今回の本社抗議行動は2回目です。
子どもの通学路にも危険もたらす開発
住民らは、同社がアセスメントの対象となる11,500平方メートルの土地を購入しながら、土地を4分割してマンション建設工事を予定しているのは脱法的アセス逃れだと、建設の中止を求めています。
また、周辺のマンションでは、清閑な住宅環境に配慮して、駐車場は地下式や平置きにしているのに、ゴールドクレストが住民の反対を押し切って、通学路への騒音や危険が指摘される3段式機械駐車場を強引に建設するのは許せないと、川崎市議会にも3回にわたって改善を求める請願・陳情を提出しています。
局長や市長の異例の指導もいっさい拒否
市議会まちづくり・環境委員会の委員からも、「こんな露骨なアセス逃れは見たことがない」「これを許せばアセス逃れの前例になる」などの意見が続出し、いずれも全会一致で採択・趣旨採択され、まちづくり局長・環境局長が異例の指導を行なっています。
さらに市長も直接事業者を呼び出して「機械式駐車場」の再検討を求めたにもかかわらず、同社はいっさいの変更について拒否する態度を取り続けています。
地元住民や行政との協力・共同を拒み、自社の利益を最優先する同社の横暴勝手に激しい怒り広がっています。
(写真はゴールドクレスト本社前でチラシを配布する住民ら(大手町))