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2008年6月17日

多摩川河口干潟での環境学習を一緒に体験


2008,06,17, Tuesday
東大島小学校5年生と一緒に干潟で学習体験・視察

2008,06,17, TuesdayA

共産党市議団の竹間幸一、宮原春夫両議員は、6月17日、東大島小学校の多摩川河口干潟での環境学習の様子を視察しました。
毎年、東大島小学校では5年生が、生物や自然を観察する干潟での環境学習を4回ほど行ない、2月頃、学習成果を発表しています。竹間、宮原両議員も長靴に履き替えて、慣れない干潟の上を歩きながら、目を輝かせて喜ぶ子どもたちと一緒に学習しました。
この日は、三浦半島の城ケ島にある県水産技術センターの職員が来て、多摩川クラブ(NPO)のボランティアも参加し、地引き網をして稚魚やエビなどをすくいあげ、水槽に移して解説。「この透き通ったエビは『シロタエビ』といって、見つけられるところが県内でも少ない。汽水域にしかいない、貴重なものだよ」「第一背びれに黒い点があるのが特徴の『マハゼ』。いつもは海底に張り付いているんだよ」「体によこしまがある『ビリンゴ』はハゼの仲間だよ」と丁寧に説明。「こんなにとれたのは初めてだね」と担任の先生。その他、「ボラ」「マルタ」の稚魚や、「コノシロ」の稚魚の「こはだ」など、いろんな種類の魚に子どもたちも興味津津。「このマハゼ、すっげー巨大だよ」と、子どもたちの歓声が飛び交い、微笑ましいカニの求愛ダンスを見て、喜んでいました。
殿町第2公園で、子どもたちのカバンの見張りをしていた教頭先生は、「ここでお弁当を食べたあと、また干潟に行って、学校に持ち帰る生物をとるんです。こういうところは貴重な場所です。こんど、東京側の小学校と、ここで交流をするんですよ」と。
参加した議員は「こんなに貴重な、子どもたちの環境学習の場を壊してしまう連絡道路の建設はとんでもない計画だ。環境を大切にしようという時代に逆行している」と話していました。