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2012年2月8日

杉並区のプレミアム付き商品券発行支援事業を視察調査


DSCF3485日本共産党川崎市議団の斉藤隆司、石川建二、大庭裕子各市議は、2月2日、共通商品券発行支援事業について杉並区を訪問しました。

同区では、景気の冷え込みが続く区内商店街の活性化をはかるため、区商店街振興連合会のプレミアム付き区内共通商品券(なみすけ商品券)の発行を支援する事業を行っています。

発行額面11億円(年間)に対し区の補助金は10%にあたる1億円と、事務や宣伝などの経費補助500万円。2009年度~2011年度の3年間続けており、2012年度は少なくとも前期(5億円)は行う計画。

事業を成功させるために、取り扱い店舗数を増やし消費者が使いやすいように配慮したといいます。区内約4500店のうち約3800店で使用できること、大型店でも利用できることなど幅広く利用できることが好評。1冊1万円(500円券22枚)が10万冊販売されますが、ほとんどの人が限度額の5万円分を購入することから購入者は2万人+α(300人程?)と推測され、約15世帯に1世帯が利用している割合になります。区役所では販売当日の8時頃から行列ができはじめ発売開始時刻前までに限度人数になる程の人気ぶりです。

利用実績では一般商店で約63%、大型店で約37%が使用されています。また消費を喚起するだけでなく、地域商店街と消費者の親密になる、商店街が元気になる等の効果がみられるといいます。