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2014年9月18日

各区1ヵ所・大ホール、夜の説明会に小中学生の保護者が集まれるわけがありません!―「中学校給食実施方針・素案」について、せめて中学校単位で保護者説明会を行なうことを求める緊急申し入れ


0001日本共産党川崎市議団は9月18日、「中学校完全給食実施方針・素案について、せめて中学校単位、あるいは小学校単位での保護者説明会を行なうことを求める緊急申し入れ」を、川崎市教育委員会の渡邊直美教育長あてに提出しました。市古てるみ団長、石田和子副団長、石川けんじ議員が教育委員会事務局を訪ね、中学校給食推進室の望月明弘室長、 森有作担当課長らが受け取り、内容を検討しますと答えました。

「中学校完全給食実施方針・素案」について、せめて中学校単位、あるいは 小学校単位での保護者説明会を行なうことを求める緊急の申し入れ

川崎市教育委員会が「中学校完全給食実施方針・素案」についての保護者説明会を始めましたが、各区1ヵ所だけ、市民館大ホールで夜7時開始という開催方法のため各ホールはガラガラの状況が続いています。

(すでに開催された説明会と参加者数実績)

9月15日(月)宮前市民館大ホール(定員910人)に参加者39
9月19日(金)幸市民館大ホール(定員840人)に参加者29
9月22日(月)高津市民館大ホール(定員600人)に参加者39
9月23日(火)教育文化会館大ホール(定員1961人)に参加者42

(今後の予定)

9月24日(水)麻生市民館大ホール(定員1010人)?
9月25日(木)エポック中原大ホール(定員923人)?
9月26日(金)多摩市民館大ホール(定員908人)?

9月議会の代表質問前の聞き取りで共産党は、保護者説明会のあり方について「小学生やそれより小さい幼児などを抱えた保護者が夜7時に市民館大ホールまで行くのは困難であり、せめて中学校区単位で開催すべき」と教育委員会に対して指摘していましたが、その警告と指摘通りの事態になっています。

申し入れは「今回の説明会開催の持ち方は、実施時期のスケジュール先にありきで、形式的に説明会を開催しているだけと思われても仕方ないやり方」「学校単位で調理され提供される自校調理方式ならば、このようなやり方は絶対ありえません」と指摘。

「中学校給食を享受することになる子どもたちと大多数の保護者にきちんと説明が行き届き、意見をくみ尽くすために、せめて中学校区単位(その学区の小学校も対象)あるいは小学校区単位で学校体育館も活用して、土日も含めて保護者が歩いて行ける範囲で説明会を開催すること」を求めています。申し入れ後の事態の推移は、いよいよ申し入れ内容の具体化が避けられない状況です。