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2016年2月23日

市予算案の学習懇談会開く


P2221447市議団は2月22日、市内で川崎市2016年度予算案の学習懇談会を開き、約120人が参加しました。

予算案について市古映美団長が説明しました。
臨海部開発や羽田連絡道路建設などの不要不急の大型開発計画を優先した予算案で、市民のくらしや福祉に対する予算は限られていると指摘。市税収入が過去最高の3015億円に上ることにふれて「財政は豊かだ。市民の望む施策に税金を使えば、市民のくらしや福祉は豊かになる。みなさんと一緒に拡充を求めていきたい」と語りました。

市古団長は、予算案と同時に出された行財政改革案についても報告。子ども医療費の一部負担金導入や成人ぜんそく患者への医療費助成制度の負担増などが盛り込まれていると批判しました。

川崎公害根絶市民連絡会の昼間忠男事務局長が「成人のぜんそく患者は昨年1120人も増えた。助成制度の拡充をしてほしい」と要望。これに石川建二議員(宮前区)は四つの主要な幹線道路に囲まれた宮前区では患者が急増していると述べ「行財政改革案は補助金の削減を計画している。これでは市民の命を削ることになる」と述べました。