はじめに
市民のみなさん、2019年のいっせい地方選挙では、前半戦で神奈川県知事選(3月21日告示・4月7日投票)、相模原市長選(3月24日公示、4月7日投票)、神奈川県議選、川崎市議選、横浜市議選、相模原市議選(3月29日告示、4月7日投票)がおこなわれます。
日本共産党は県知事選で「明るい神奈川をつくる会」の一翼をになって勝利をめざすとともに、川崎市議選では前回改選時の11議席を確保し、さらに議席増をめざします。県議選でも議席増をめざします。大きなご支援を心からお願いします。
憲法破壊、民意無視、国政私物化など反動的暴走を続けてきた安倍政権は、いま、あらゆる面で大破綻に陥っています。安倍政権が最も野蛮な強権をふるってきた沖縄で辺野古新基地反対を掲げた知事が勝利。また、森友・加計疑惑や公文書改ざんなどウソ・隠蔽・差別の政治の破綻、朝鮮半島をめぐる歴史的な転換による『戦争する国づくり』の破綻、安倍政権のもとで貧困と格差が拡大し、また、日本の国益を損ねる安倍外交の失敗などによる経済・外交の総破綻など深刻な破綻に陥っています。しかし、安倍首相は憲法9条改悪に常軌を逸した暴走ぶりをみせ、2019年10月から消費税10%に増税すると明言しました。社会保障の連続改悪で国民の暮らしは痛めつけられ、消費不況が続くもとで消費税増税が実施されれば、国民の暮らしは破壊され、日本経済に深刻な打撃を与えることになってしまいます。何としても中止させ、そして、一日も早く安倍政権を退陣に追い込まなければなりません。
今度の選挙は、安倍政権にノーを突きつける絶好のチャンスでもあります。
日本共産党は、いっせい地方選挙にのぞむにあたって、住民の福祉・暮らし・営業を守り、安心して住みつづけられる川崎にするための政策をまとめました。私たちの政策をお読みいただき、忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸いです。
もくじ
第1章 福祉切り捨て、大規模事業推進の福田市政とそれを応援する自・公
- 「財政が厳しい」と偽りの理由で市民サービス抑制、その一方で大規模事業には前のめりの福田市政
- 福祉切り捨て応援、大規模開発を推進する自民・公明党
- 今回の市議会議員選挙で問われている3つの争点
第2章 日本共産党川崎市会議員団の3つの値打ち
- 福祉・くらしの守り手として、市民要求を実現してきました
子育て支援策と教育環境/高齢者施策 介護保険/障がい者/地域経済活性化/雇用を守るとりくみ/まちづくり/防災・震災対策 - 税金ムダづかいをやめさせるために奮闘
- 議員・議会ほんらいの役割を果たす
第3章 日本共産党の重点政策
- 安心して子育てできる川崎、こどもたちに豊かな教育を
- 高齢者が安心して暮らし、住み続けられる川崎に
- すべての障がい者が豊かに人間らしく生活できる川崎に
- 市民の命と健康を守るために国民健康保険料の引き下げを
- 中小企業と商店街への支援を強め、地域経済の活性化を
- 雇用の拡大と働くルールを守る施策を、安定したやりがいのある仕事を
- 災害に強く、環境にやさしい、公害のない川崎を
- 安全で安心、いつまでも住み続けられる川崎を
- 税金ムダづかい、不要不急の大規模開発をやめさせます
- 憲法を市政運営の基本に据え、人権を尊重し、性別・人種などで差別を許さない川崎を
- 憲法9条が輝く、平和都市川崎をつくります
- 市民が主役の川崎市政と川崎市議会に
終 章
予算の使い方を改めれば市民の願いを実現する財源はあります