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2023年5月23日

5月22、23日臨時議会が行われ、常任委員会の構成などが決まりました。


2023年4月9日投票で行われた川崎市議選で、60人の新しい議員が選出されました。

 新しい会派構成は、自民党17人、みらい14人(立憲民主党12、国民民主党1、無所属1)、公明党11人、共産党8人、維新の会7人の5会派となりました。会派に属さない無所属議員は3人となりました。

 日本共産党川崎市議会議員団は団長 宗田裕之(高津区)議員、副団長 渡辺学議員(幸区)です。

18日に行われた議員総会に続き、22日、23日に臨時議会が開催されました。議長・副議長選出の選挙、常任委員会委員の選任、各種議員(神奈川県広域水道企業団議会議員、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員、神奈川県川崎競馬組合議会議員)の選出選挙、また、23日の全員協議会で監査委員の選挙が行なわれました。(※監査委員は地方自治法上、議会の同意を得て、長が選任することになっており、全員協議会で選出された議員が6月の本会議で市長提案により採決のうえ、正式に選出となります)

 IMG_6584また今臨時会では、低所得の子育て世帯に対する「子育て世帯生活支援特別給付金」支給のため、令和5年度川崎市一般会計補正予算についての市長の専決処分の承認について、代表質疑が行われました。共産党からは市古次郎議員が対象世帯への周知の徹底や、市独自の支給額の上乗せ、所得制限のない子育て世帯への応援給付金実施を求めて質疑し、議案には賛成しました。

国と異なり、地方自治体では首長と議員は直接住民から選挙で選ばれるという二元代表制がとられ、議会・議員は行政をチェックしていく役割を担っています。 行政をチェックするとともに、市の施策に住民の多様な意見を反映させていくためには、大会派のみならず少数会派も役職を担うことが求められます。そのような観点から、川崎市議会では2015年に破られるまで40年間、正副議長は第1・第2会派から、監査委員は第3・第4会派から、神奈川県広域水道企業団議会議員、神奈川県川崎競馬組合議会議員、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員については、議員数の比例按分によって選出してきました。

 私たちは議会運営というのは、それぞれの立場を尊重し、公正公平で民主的な議会運営を行うことが大切ということ前提に、40年間、何の問題もなく続けてきた慣例に基づいた議会の役職の選出を前回同様に求めましたが、こうした慣例を踏襲することについて、今回の世話人会においても、合意に至りませんでした。そのため、今回も、議長・副議長などの選出はすべて多数決で決める選挙で行なうことになり、私たちは、党議員を候補者に選挙に臨みました。

<常任委員会の構成>DSC_0274

 日本共産党からは

総務委員会後藤真左美議員、宗田裕之議員。

文教委員会齋藤温議員、市古次郎議員。

健康福祉委員会小堀祥子議員、渡辺学議員。

まちづくり委員会石川建二議員。

環境委員会井口真美議員。

議事運営委員会には宗田裕之議員、渡辺学議員。

大都市税財政制度調査特別委員会には後藤真左美議員、齋藤温議員が選任されました。