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2007年11月6日

新たな情勢に前進の一歩を 民主市政の会がパネルディスカッション


新たな情勢に前進の一歩を 民主市政の会がパネルディスカッション

2007,11,06, Tuesday

2007,11,06, Tuesday

「川崎民主市政をつくる会」は11月6日、エポックなかはらでパネルディスカッションを開催。団体や個人など約80名が参加し、新たな目標めざして動き始めました。
先の市長選で37%の得票率を得た岡本一氏が参院選後の政治の変化など新たな情勢にふれ、民主勢力の前進の展望が開けており、市民的共同をと問題提起。アルファ税務会計事務所の中山直子税理士、川崎市社保協事務局の田中国雄氏、竹間幸一共産党市議団長の3氏がパネラーをつとめました。
中山氏は、庶民大増税と大手企業の実態にふれ、法人税のさらなる減税を求めている財界が消費税アップを要求しているが、庶民に大変な負担となる一方、大企業は消費税が上がるほど輸出戻し税で税金が還付される仕組みなどを批判し、税率アップをさせない運動を呼びかけました。
田中氏は、自・公の政権与党が強行した医療改悪について、欧州では医療・教育は無料がふつうであり、健診の充実と川崎市の67?69歳の医療費助成制度を廃止させない運動を緊急に進めようと呼びかけました。
竹間氏は、これまで5年間の「行財政改革」で福祉を冷たく削減してきた阿部市政の反市民的な実態を示し、財政問題研究会最終報告書が福祉切り捨ての効果額にはふれずに財政収支の不足額を大きく見せて市民にさらなる我慢を押し付けていると批判しました。
フロアから市民運動を進めるための問題提起が出され、尾崎事務局長が2年後の市長選に向けて出発しようと蕨市視察などの提起を行ないました。